パートナーシップは日本国外でのマーケティングにどう役立つのか?

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海外市場への参入には、困難がつきものです。このような状況を乗り切るための効果的な方法は、戦略的パートナーシップを組むことです。

ビジネスパートナーや専門機関など、さまざまな主体との提携が、どう海外での製品やサービスのマーケティングを成功に導くのかを探ってみましょう。

ブランドパートナーシップ

Toyota GR Supra and the BMW Z4 share the same platform.

同じ分野の企業との提携は、新市場参入の強力な手段となり得ます。同じ業界に重点を置く企業と提携することで、リソースの共同利用、専門知識の共有、そして共同マーケティング活動を活用することができます。
 
例えば、トヨタとBMWという自動車業界の2大メーカーの提携は、技術や設計プロジェクトの共有につながりました。この提携により、両社はグローバルリーチを強化し、より迅速な技術革新を実現し、両社の評判を高めることができました。
アップルとエルメスが手を組んだのは、積極的なブランド提携のためでした。
最も革新的なパートナーシップは、まったく異なる分野の企業とのつながりから生まれることがあります。こうした提携は、海外市場の顧客に独自の価値を提供する刺激的なクロスオーバーにつながることがあります。
 
その有名な例が、ハイテク企業のアップルと高級ファッションブランドのエルメスとの提携です。両社はApple Watch専用バンドを開発し、テクノロジーと高級ファッションを融合させました。このクロスオーバーは、消費者の多様な関心にアピールし、それぞれの顧客基盤に肯定的なブランド連想をもたらしました。

専門的なパートナーシップ

Spotify Japan created a buzz with "Sound Tour"
ローカル市場に響くコンテンツを作るには、海外のマーケティング・エージェンシーやプロダクションと提携することが重要です。そのような企業は、現地の市場動向、消費者行動、規制や規範に対する深い洞察を提供してくれます。
 
例えば、米国の音楽ストリーミングサービスSpotifyはジオメトリー・オグルヴィ・ジャパンと共同で「サウンド・ツアー」を立ち上げ、Spotifyコードを使った特別な体験を提供し、新鮮で現代的な方法で日本の聴衆に地元のサウンドや文化を再認識してもらいました。日本を拠点とするエージェンシーのアイデアとサポートがなければ、Spotifyのマーケティングは響かなかったでしょう。
Work with the right influencers for your brand.
現地駐在員やブランド・アンバサダーは、その地域の嗜好や社会規範に精通しています。このようなエキスパートを活用することで、海外市場へのスムーズな参入が可能になります。
 
例えば、ユニクロはデザイナーと提携し、ブランドのポップカルチャーとの関連性を伝え、大衆とつながるユニークなカプセルコレクションを制作しています。最新の KAWS x Peanutsコラボはホリデーシーズン前の売上を促進するために、ユニクロはマーケティングエージェンシーのBMFと協力し、17人の注目すべきインフルエンサーを特定、調達、そして管理しました。新コレクションを紹介する投稿をソーシャルプラットフォーム上で作成することで、売り上げを増幅させる戦略を立てたのです。

当社が貴社のためにできること

グローバルな事業展開を目指す日本企業にとって、パートナーシップは成功に不可欠なツールです。同じ考えを共有する業界関係者との提携や、思いがけないコラボレーションなどで生まれる相乗効果は、エキサイティングな発明と市場浸透につながります。

日本と世界のコミュニケーション・ギャップを埋めることを使命とする当社のようなマーケティング・エージェンシーの専門知識と相まって、こうしたパートナーシップは海外市場で成功するための総合的なアプローチを提供します。

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ビジネスの国際的成長、ブランド認知の向上、見込み顧客を獲得。当社はお客様の目標達成を支援します。

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